設計研修 〜岐阜市メディアコスモス〜|愛知県トレーラーハウス

2024-06-24

こんにちは!

愛知県豊橋市でトレーラーハウスを販売しています、mobile5の大武です。

先日、社内の設計チームの研修で建築物の見学に行ってきました!

 

行先は、岐阜市にある「みんなの森 メディアコスモス」。

市立図書館や交流センターなどの複合施設で、建築家の伊東豊雄氏による設計です。

建築家の作品を実際に見に行こう!とのことで、行先に決まりました。

 

外観はガラス張りで、大きな直方体の所々に有機的な曲線デザインが組み込まれています。

この部分的な曲線は、室内から見るとそこがエリアで分けられていたりします。

内観と外観が呼応したデザインになっていました。

 

内部は、2階がメイン用途である市立図書館となっています。

2階に上がると、まず目に入るのが、天井に浮いている白い大きなカサのようなもの。

ここではグローブと呼ばれるもので、各グローブの下に様々な用途が設けられています。

たとえば、貸出カウンターのグローブ、自習スペースのグローブ、ゆったり読書できるグローブ、キッズコーナーのグローブなどなど。

貸し出しカウンターのグローブ

キッズコーナーのグローブ

グローブは完全な壁ではないため空間は繋がっていますが、なんとなく違う空間として囲まれた雰囲気です。

空間を繋いだまま緩く仕切る、絶妙な工夫だと思います。

 

それらのグローブの周りに、本棚が並んでいます。

館内マップ。丸いのがグローブで、グレーの線が本棚。

 

そして、グローブを見上げると、天井の凄さにも気がつきます。

細長い木材を何重にも組み上げて、波打つような形状が作られています。

この天井については、1階ロビーに原寸模型も展示されていました。

相当な手間が掛かっていると想像できます。

 

今回訪れてみて、やはり実際に空間を体験してみることの大切さを実感しました。

どんな設計意図で、完成して意図のとおりになっているかは体験してみないとわかりません。

グローブの緩い仕切りの感じや、グローブごとの雰囲気の違いなどを肌で感じることができました。

 

また、実際に利用している人たちの様子を見ることができたのも良かったです。

みなさん思い思いのスペースで過ごしていて、ゆったり座れる座面の広い椅子や、緑が見えるガラス沿いの席など、それぞれに居心地の良い場所を見つけている様子でした。

こういった人々の過ごし方を観察するのも、今後の設計に活かせそうです。

 

このように設計チームでは定期的に研修を開催しており、座学や演習などでスキルを磨いています。

今後もよりよいデザインをみなさまにお届けできるよう、精進してまいります!

 

そんなmobile5のトレーラーハウスをじっくりご覧いただけるイベントが開催されます。

6/27(木)オフィストレーラー見学会(豊川市にて)

7/6(土)〜7/8(月)トレーラーハウスEXPO(mobile5展示場にて)

ぜひお越しくださいませ!